フォーミュラＥ シーズン３最終章！

ＥＶ（電気自動車）のフォーミュラレースシリーズ、フォーミュラＥは、２０１４年９月からはじまった。内燃機関のレースシーズンとなるべくかぶらないように、年をまたぐ変則的なスケジュールになっている。つまり１年目は２０１４年から２０１５年にかけてのシーズンとなり、２年目は２０１５－２０１６年、今は２０１６年から２０１７年にかけての３シーズン目となる。

フォーミュラＥのレースは、世界各地の大きな都市で行われている。排気ガスと騒音のないＥＶだからこそ、都市の真ん中での開催が可能になっている。

ここで基本からおさらいしてみよう。




１年目のシーズンは基本的に全てのチームが同じマシンを使う、ワンメイクレースではじまった。トランスミッションは５速、ギア比は固定されていた。タイヤもミシュランのワンメイクのオールウェザー（全天候型）タイヤだ。

２シーズン目からパワートレーンの開発が解禁され、ギアの段数、モーターの種類や数等、チーム毎に異なったアプローチが取られるようになった。シャシーやバッテリーは、３シーズン目の今も全チーム共通だ。

３シーズン目が終盤を迎え、次のレースは７月１５日、１６日にニューヨークでの２連戦、そして７月２９日、３０日のモントリオールでの２連戦が最終となる。

ニューヨークでは初のフォーミュラＥ開催となる。