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2016年4月6日水曜日

ジョン・リー・フッカー ~ プリミティブだけど垢ぬけたデルタ・ブルース

ジョン・リー・フッカー

2001年に亡くなったブルースマン。





ミシシッピ・デルタ・ブルースと呼ばれる、最も荒々しいスタイルのブルースだ。でも、この曲を聴いたとき、なんてかっこいいんだ!と思った。1950年代はじめの録音。プリミティブだけどダサくない。特にこのリズム感は、「軽妙」といってもいいぐらい。


~列車に乗って去っていく彼女、でも歴史は繰り返す。同じように列車が来て、彼女は返ってくるから心配ない~





こちらは1993年の演奏。



ミシシッピ州のテューペロという街で昔起こった洪水のことを歌っている。淡々としたリズムでクールに歌っているのに、かえって鬼気迫るものがある。

テューペロはエルヴィス・プレスリーが生まれた街でもある。なんとエルヴィスも、洪水に遭って生き残った一人なのだという。


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