以前のエントリーにも書いたが、アメリカでは国家的危機に直面しているとき、ランニングブームが起こるのだという。クリストファー・マクドゥーガルの「Born to Run]に書かれているのだが、アメリカでは過去に3回、ランニングブームがあった。初めは1930年代の大恐慌のとき、2回目は1970年代はじめ、ベトナム戦争、東西冷戦、人種暴動等にアメリカが苦しんでいた時、そして3回目は、2001年9月11日の同時多発テロの1年後から、トレイルランニングが一躍、最も増えているアウトドアスポーツになったのだという。走ることへの衝動は普遍的なものであり、人にとって最も基本的な2つの衝動、恐怖と喜びを一つにする。人は恐怖を感じた時に走り、エクスタティックになっている時に走る。人は問題から逃げるために走り、最高に楽しい時に走りまわる・・・(拙訳)
アメリカでブームになっているトレイルランニングが日本でもブームになりつつある、ということは、日本もアメリカ同様に国家的危機に直面しているということだろうか。
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