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2013年11月9日土曜日

多神教と森

いよいよ秋も深まり、紅葉の季節がはじまりつつある。ほぼ毎日走っていても、季節の変化を突然のように感じることはあるものだ。日本の神道はアニミズム、あるいは多神であると言われる。太古より、日本人はこの豊かな自然の中におのずと神を感じていたのだろう。
それに対して、キリスト教は一神教ということになっているが、キリスト教圏であるヨーロッパにも、かつては多神教が存在した。アジアのみならず、古代エジプトやメソポタミア、古代ギリシャ、北欧、ケルト、中南米等にも多神教が存在したという。

ゲルマンの多神教では、神聖なる木や木立を崇拝していたという。(木龍神のようなものか?)

このゲルマンの多神教がローマの国教となったキリスト教によって追いやられ、森は切り開かれていった。ローマ人にとってうっそうとした森は恐ろしい存在だったらしい。ヨーロッパ全土において森の伐採がすすみ、結果としてヨーロッパは貧しい土地となった。それを埋め合わせるためにヨーロッパ諸国は植民地から搾取することによって経済発展を図るしかなくなった、と考えるのは単純化しすぎだろうか?



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