今年はマイルス生誕100周年、そして今日はマイルスの誕生日なので、まさに100年前の今日、マイルスは誕生した。
過渡期の作品として重要だと思われるアルバム「キリマンジャロの娘」について、アメリカのジャズ評論家スタンリー・クラウチは、マイルスの最後の重要なジャズアルバムというふうに表現している。要するにこれより後のエレクトリックマイルスを評価しないというスタンスということになる。
即興で繰り広げられる和声的意味の応酬を読み解くのがジャズの楽しみだとしたら、それはここで終わった、あるいは少なくとも希薄になったとはいえるだろう。
そして同時に、このアルバムは創造性に満ちたエレクトリックマイルス絶頂期の序章といえるだろう。
スローテンポで始まるこのナンバーだが、次第にポリリズムの様相が濃くなって激しさすら感じさせる。 このアルバムはマイルス時代のトニー・ウイリアムズのベストの演奏かもしれないと思う。
0 件のコメント:
コメントを投稿