ランボルギーニ社がウラカンの後継モデルとなる新型テメラリオに新技術のアルミスペースフレームを開発した。
その構造部品点数はウラカンの50%、溶接スポットも80%削減されているという。一般に熱溶接による高熱は金属を劣化させ強度を下げる。それが80%も削減されているのはすごい。
実際、この新しい構造形式によりねじり剛性は過去のスペースフレームに比べて25%向上し、車両の優れたドライビング・ダイナミクスに大きく貢献しているという。
ランボルギーニは、ロードカーでのカーボンファイバーの活用においても、フォージドコンポジットの技術を開発し、活用しているが、カーボンの新技術も持っているランボルギーニが、アルミでも新技術の開発を行っているのがすごい。
カーボンのリサイクルも研究が進んではいるが、アルミのほうがリサイクル技術も確立しているだろうし、エコロジー面でも優れた技術といえるだろう。
ランボルギーニはかつて鋼管スペースフレームで素晴らしいカウンタックのシャシーをつくった歴史もある。長い年月がたっても、このフレームは剛性が劣化しないらしい。
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