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2023年10月31日火曜日

ある小さな神社の祭典で・・・【ゼロからわかる中東問題2】 イギリス帝国主義と民族紛争によって誕生した新生国家|茂木誠

ずいぶん前の話になるが、伊豆に住んでいた頃、地区の小さな神社の秋祭りの祭典に参列したのだけれど、神主さん、といっても、小さな神社なので、そのあたりのいくつもの神社の神主を掛け持ちされていた高齢の神主さんが、ご神殿に向かって式典を行った後、参列者に対して少しお話をされたのを思い出した。
当時は、正確には覚えていないが海外のどこかで紛争が起こっている時期だったが、そのことに少し触れて、「世界では宗教の対立で戦争が起こっていますが、宗教が違ってもお互いに受け入れ合い、許し合うことが大切」という内容のお話だった。こういう地方の小さな神社の祭典でも、その思想の背景に、世界情勢に対する関心があるんだ、と少し新鮮な感じもしたし、もともと神道には、いろいろな他宗教も受け入れるおおらかさがあって、これが神道の基本的な考え方なんだろうとも思った。

パレスチナ・ガザ地区で今起こっている戦争には、根っこには宗教対立というよりは、ユダヤ人とアラブ人との紛争、そこに歴史的、政治的なさまざまな事情、特に諸大国の身勝手な事情が絡んでいるのがわかる動画。今回の紛争が起こる前に出た動画だが、実に重要な内容がまとめられている。


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