こちらはアメリカスカップの挑戦チームの一つ、イギリスのチーム、INEOS Britannia のヨット。自転車ロードでも活躍しているチームINEOSだが、フォーミュラ1のチーム・メルセデスにも関わっている。
前回の36回大会との大きな違いは、タックを変える(風を受ける方向が変わる)ときに、クルーが移動しなくなったこと。
これは、レギュレーションで乗り込むクルーの人数が少なくなったことや、前回イタリアがはじめたヘルムスマンを両側に配置する手法が取り入れられていること、また、ディフェンディング・チャンピオンのニュージーランド艇と同様、サイクラーになっていることも関わっているのだろう。
力学的なバランスさえ取れれば、クルーが船の上を移動することによる無駄な時間のロスや、空力の乱れを回避できたほうが良いのだろうけれど、見ているほうはちょっと味気ないような気もする。
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