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2021年5月13日木曜日

いよいよ山岳ステージを迎える今年のジロ・デ・イタリア

昨年は新型コロナ禍で変則的な開催となった3つのグランツール、今年はとりあえず一つ目のジロ・デ・イタリアが予定通り始まった。
総合優勝争いの状況は一昨日のステージ4である程度見えてきたが、昨日のステージ5で落車が相次ぎ、有力な一人ミケル・ランダと、状況によってはイネオスチームのエースになりそうだったパヴェル・シヴァコフがリタイアした。
2018年に終盤までリーダージャージをキープしながら総合優勝を逃し、今年は4度目の正直で総合優勝を狙うサイモン・イェーツは調子が良さそうだがどうなるだろうか?

今日はいよいよ一つ目の本格的な山岳ステージとなるステージ6、山頂ゴールだがすごくきつい上りではない。ゴール前は軽い向かい風の予想。そうすると山岳アシストの力が有効だろうから、チーム力も重要。全体の距離は短い。

イェーツは調子が良さそうだし、十分勝てるステージなのでいけるかも。総合優勝を狙う上ではまだ慎重に構えるべきという判断はあり得るから、無理を避ける可能性もあるが、どちらかというと行ける時は行ってしまうタイプだと思うし、ここで順位を上げておこうと勝負に出るかもしれない。

今年からチームDSMに移籍したフランス人クライマー、ロマン・バルデはここまでの走りを見る限り、悪くはなさそうだが、今シーズンあまりレースに出ていないようで状況がよくわからない。調子が良いのであればステージ優勝も狙えるのでは、とも思うが、同チームのジェイ・ヒンドレーが順位を落としており、バルデがチームのエースになるとすると、ここでは勝負に出ないかもしれない。

シヴァコフがリタイアしたのでイネオスのエースはエガン・ベルナル一本に。背中の痛みは出ていないようなので大いに期待できるが、まだ勝負に出ないんじゃないか。

ステージ4で積極的にアタックしたイタリア人ジュリオ・チッコーネにも可能性があるかも。


アルベルト・コンタドールの解説。スペイン語なのでよく分からないが、ベルナル推しかな?

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