ジャズピアニスト・キーボーディストのチック・コリアが亡くなったという。
ご冥福をお祈りします。
若手の頃マイルス・コンボに参加し、マイルスのエレクトリックへの移行期に重要な役割を果たした。マイルスコンボへの参加は天才ドラマー、トニー・ウィリアムスの推薦だったという。初参加したアルバム「Filles De Kilimanjaro(邦題:キリマンジャロの娘)」で、2曲のみ演奏しているうちの1曲。
天才ぞろいのこのグループで、完成されたトニー・ウィリアムスのドラム、ウェイン・ショーターのインプロヴィゼイションにしっかりと絡み、静謐なこの曲のコンセプトを支えている。ちなみにこのアルバム、ライル・メイズも非常に大きな影響を受けているという。マイルス・デイヴィスの音楽を考える上でも重要な作品だ。
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