今年のツール・ド・フランスは縮小開催？

新型コロナウィルス拡大で、フランスでは一段と外出制限が厳しくなっているようだ。
運動のための外出も、家から半径1キロ以内、1時間以内、もちろん1人で、1日1回だけ。

そんな中でも、今年のツール・ド・フランスについて、ツールを主催するASOとフランス政府は協議を行い、規模を縮小した形で、先日のパリ―ニースのようにファンとの接触を極力避け、出発地とゴール付近は観客なし、付随するイベントなしに行うことを検討しているようだ。

ただ、春のクラッシックレースはじめ多くのレースが中止または延期され、フランスはじめほとんどの国では外でのトレーニングすらできない状況で、開催されたとしても選手はコンディションを上げられずに参加することになるだろう。

それでも、かつてツールで5回の総合優勝を果たしているベルナール・イノーは「たとえ選手の準備が十分でないとしても、ツールの安売りにはならない。それは全員にとって平等な条件だから。」
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たとえ規模が縮小されてでも、安全を確保した上でレースが開催されることを願いたい。