いよいよ今週末、モンテカルロ・ラリーから今年のWRC(世界ラリー選手権)が開幕する。
まず何といっても注目されるのはチャンピオン、セバスチャン・オジェ。強敵が多い中での6年連続チャンピオンであり、特にここ2年間は新しい車両規定のなかで予算が十分でないMスポーツ・フォードでドライバーズタイトルを獲得しているのだ。
そのオジェが、今年からは昨年度マニュファクチャラーズ最下位のシトロエンで走る。シトロエンのマシンはターマック(舗装路)ではハンドリングが素晴らしく、速いのだが、グリップが低い路面で非常に扱いづらく苦戦していた。シトロエンでは足回りの改良を進めているが、扱いやすいマシンだったフォードから正反対ともいえる性質のシトロエンのマシンに乗り換えて、果たしてどうなるか注目される。
雪の中でのテスト
こちらはほぼドライコンディションでのテスト
オジェはモンテカルロで5連覇中である。雪のないモンテカルロはほぼターマックとなるので、そうなるとかなり速いのではないかと予想されるが、雪になった場合どうなるか、要注目だ。
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