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2014年9月28日日曜日

頭をからっぽにして、とりあえず10キロラン

今朝は子供の部活の大会のため、早朝から沼津に向かって車を走らせた。日曜日の朝6時台から、ランナーやサイクリストが結構多いのに驚く。夏の暑さがようやく終わったこの季節、天気もいい今日のような日は、寝ているほうがもったいない。
しかし、狩野川の河川敷に、えらくたくさんのサイクリストが終結している。中伊豆にこんなにロードレーサーが存在すること自体驚きだ、なんて思ったりしたが、何かイベントをやっているらしい。
海岸線に出ると釣りをしている人も多い。何はともあれ、趣味のための早起きは最高だ!自分も早くランニングしたくなる。

しかし、なぜ走ることがそんなに楽しいのだろう、と考えてみる。今日のように天気がよければ確かに景色を楽しみながら走れるが、そうでない日もあるし、足も痛くなるし苦しくもなる。何かをつくるわけでもないし。
何かをつくりたいと思いつつ、実際にやっている日常の仕事はとても実務的。実務的な仕事の中でも、何か他人のモチベーションにつながるような、とか、そんなこともあるのかもしれないが、どうもそういうのは苦手だし。でもそんな日常が、走るだけという創造的ともいえない趣味で埋め合わせられるというのは考えてみると不思議なことだ。

昨夜のSWITCHクロスインタビューの、シンガーの稲垣潤一と作家の西村賢太の対談を見ながら、そんなことを考えたのを思い出した。シンガーと作家、どちらもクリエイティブな仕事だ。その材料は、日常的なものごとだったり、空想的なありえないものごとだったり。でも、何かを創造する、クリエイティビティ、といっても、要はあるものの組み合わせ、どう組み合わせて目新しいものができるかどうか、という考え方もある。材料はどこに転がっているかも分からないし、頭をからっぽにして走ることで、頭の中で化学変化を起こして思わぬ組み合わせが生じることもあるから、ということにして、とりあえず10キロランに出かけた。

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