去年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」のクライマックス。
「鎌倉殿の13人」は非常に話題にもなったし、実際見ごたえのあるドラマだった。
源頼朝と北条義時がつくり上げた鎌倉幕府は、日本における武家政権、封建制のはじまりということになる。歴史の中で封建制の時代を持っているのは、ユーラシア大陸の両側にあるヨーロッパと日本だ。ヨーロッパには騎士道、日本には武士道という道徳観ができあがったのは、この封建制の成立によるところが大きいのではないか。
その日本史上大きな意義のある鎌倉幕府の成立過程は、この大河ドラマ「鎌倉殿の13人」に描かれたように、邪魔者の粛清の連続だった。
世界を見ても、歴史の中で粛清は度々行われている。数多くの恨みを残してきた、恨みの連鎖を繰り返した歴史というものをあらためて思い起こすことも大切なことだろうと思う。
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