先日のWRCモンテカルロ・ラリーで、同じポジションからの各ドライバーの比較動画が上がっていた。
まずヒュンダイの3人
ティエリー・ヌービルはスパっとハンドルを切るとそれで狙った軌道を描き、修正舵があまりない感じ。ミケルセンはやや荒っぽく細かな修正舵を繰り返す印象。デリケートで軽やかなアクセルワークで滑らかに走り抜けていくのがセバスチャン・ローブという感じだ。
次はトヨタの3人
エンジン音が、ヒュンダイやシトロエンよりもボリュームがある印象。昨年後半に投入した新エンジンのパワーが出ているということか。ドライビングスタイルがかなり違う3人のはずだが、車の動きは、ヒュンダイの3人程違いが見てとれず、3人とも滑らかな印象だ。ヌービルとローブが警戒している通り、トヨタは非常に速く良いマシンに仕上がっているということか?
そして最強のライバル、セバスチャン・オジェとティエリー・ヌービル
クルマが違うので比較は難しいが、シャープな動きでドリフトに持ち込むのがヌービル。より小さいドリフトアングルでスムーズに走っているのがオジェ、これはシトロエンのマシンの性質かもしれない。
この2人の個人技の冴えが、今年もWRCを盛り上げてくれるのではないだろうか。ただ、もしトヨタがあまりに強くなりすぎると、また違った様相になるのかもしれないが。
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