いうまでもなく、自動で流れるベルトの上を走るトレーニングマシンである。どうやって使えばいいのかもまったく分からなかったが、「クイックスタート」というボタンを押してみるとベルトがゆっくり流れはじめた。
目の前にスピードと傾斜を調整できるダイヤルがあるので、恐る恐るスピードを上げてみる。なかなか手ごたえが感じられない。かといってスピードを上げていくとこけそうで何となく怖い。少しでも手ごたえを感じられるように傾斜をつけてみる。
何だか流れるベルトの上で無意味に飛び跳ねているような感触。もっとスピード上げていかないと・・・
慣れてくるとスピードを上げても大丈夫だと感じられたのでどんどん上げていく。足で強く蹴ってもスピードは変わらず、ダイヤルで調整しなければならないのが不思議な感覚だ。あまり跳ねずに足をベルトの流れにまかせて、ストライドを伸ばして走るようにすると楽にいけることに気付いた。
距離はアメリカなのでマイル表示。1時間で3.33マイル=約5.36キロ。普段のランニングの半分のペースだ。前半怖くて超スローペースだったので仕方がないか。
あとで調べてみると、自分が直感的に感じたことはあまり間違っていなかったようだ。傾斜角を最大4度までの間でつけるのと、ストライド走法的になってしまうので、トレーニングのためにはピッチ走法気味に走ったほうが良いらしい。
4日後に同じホテルに泊った時は、最初からどんどんペースを上げていって30分で2.9マイル(約4.67キロ)。いつものランニングペースに近づいた。
0 件のコメント:
コメントを投稿