強かった井上尚弥!
井上の絶え間ない攻勢に対して、ポール・バトラーはひたすら防御を固め、ラウンド11にダウンするまで戦い続けたが、作戦を練ってじりじりと攻めていかないと勝てないことを、8月号のボクシングマガジンのインタビュー記事を読むと、その時点ですでに冷静に予測していたようだ。
改めてこのハイライト動画を見ると、最初のラウンドからバトラーは固めたガードの上からの強打、そして強烈なボディを絶え間なく見舞われながらも、よくラウンド11まで耐えたものだ。
同じ8月号のインタビュー記事によると、井上尚弥は将棋も得意だという。「何手先まで読めるのか。そこが強いのか弱いのかの分かれ目ですよね、将棋って」と語っている。対戦相手を詳細まで分析し、相手の発言からさえも相手の狙いを読み取る、非常に理知的なボクサーだと分かる。
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