大河ドラマ「鎌倉殿の13人」は、いよいよ佳境に入ったというべきだろう。鎌倉幕府の初代征夷大将軍であった源頼朝が、権力を確かなものとするために障害となるものを粛正した、それも先手必勝で多くの場合、大事になる前に始末してしまった路線を、北条義時が引き継いだ。先手必勝だから、まだ悪いことしてないのに殺しちゃったというケースも発生する。
無念の死を遂げた人々は多いといえる。そのことをまずは知ること、分かってあげることが、そういった魂を慰めることになる。それは歴史を知ることの大きな意味だろう。後の室町時代に完成し、武士階級の教養となった能は、それを教育するという意味があったようだ。
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