終わってみれば、ハミルトンのポール・トゥ・ウィン。終盤は振動が出てきたところをフェルスタッペンに追い詰められたが、何とか逃げ切っての優勝だったということだ。
しかも、ハミルトンは予選で鈴鹿のコースレコードを更新した。今年のマシンのコーナーリンクスピードが速いということもあり、オンボード動画をみると、ブレーキングが極端に少ないのがわかる。こういった高速コーナーが延々と続くこのコースは、速度は高いがダウンフォースも重要。レッドブルのマシンはダウンフォースを増やしてもドラッグが比較的増えないという、エイドリアン・ニューウェイによる優れた空力特性を持っているので、その強みを発揮してフェルスタッペンが2位、リカルドが3位に入った。
トロ・ロッソで走ったピエール・ガスリーも、ちょっと残念なミスはあったが、来年に向けて楽しみなドライバーだ。
それにしても、ベッテルは本当に残念だった。
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