Interview de Vincent Lavenu - VELO101.COM
コースの第一印象としては、なじみのない峠が多く、非常に特異なコースであること、最初から最後まで厳しいコース、山岳ステージにチームとしてもより競争力のあるコンディションで取り組むということ。タイムトライアルで大きな差がつくのが近年のグランツールの傾向だが、このツールではかなり短めのタイムトライアル、それも登りのきつい山岳TTが1日のみ、という特異さ。タイムトライアルに強くないチームにとっては悪くない。
来年のチーム戦略をうんぬんするには時期尚早、と慎重なコメントながら、このツールのコース設定を、クライマーとしては利用しない手はない。そして、山岳タイムトライアルが最終日の前日に設定されており、そこでレースがひっくり返る可能性がある。山頂ゴールの山岳TTだけに、TTが苦手なロマン・バルデにとっても必ずしも不利ではないかもしれない。
ちなみに、ランス・アームストロングは、このツールはティボ・ピノ―向けのオーダーメイドだと言っている。
「36kmしかTTがない、悲しきツール」をランスが語る
ロマン・バルデ、ティボ・ピノ―、ジュリアン・アラフィリップと、今のフランスには不思議とクライマーが揃っている。
ロマン・バルデ本人のコメント。
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