いつも見慣れているチームのジャージではなく、各国ごとのユニフォームなので誰が誰なのかまったくわからない。残り100キロちょっとのところで見始めて分かったのは、ハイライト映像にはないが、日本から唯一参戦の新城幸也が、2人の逃げの後を一人で追走している状態ということだった。
長い上りはないものの、短めだがかなりの激坂を何度も上ったり曲がりくねったせまい道を下っていくというなかなか難しそうなコースだ。距離も258キロと長めで、獲得標高は5000メートルにもなる。
新城が集団に吸収されると同時にフランス勢が集団先頭をかためて加速したあたりからハイライト映像の通り。そのあとベルギー勢と主導権争いに。トラブル?で一旦集団から遅れてバイクチェンジしたツール・ド・フランス覇者タディ・ポガチャルが、何とそのあと一気に先頭に出てアタック、そのまま勝ってしまうんじゃないかと思うような勢いだったが、トム・デュムランが捕まえて吸収。そして満を持して仕掛けたのがジュリアン・アラフィリップ。そのまま追走を許さず独走優勝!そのあとはツール・ド・フランスをつい先日まで盛り上げた選手たちが総出演での2位争いを制したのは、ワウト・ファン・アールトだった。まるでツール・ド・フランスの続編のような熱いレースだった。
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